低身長の検査が必要かの見極め

低身長の検査が必要かの見極め

低身長の検査が必要かどうかの判断はどのように行えばいいのでしょう?

今すぐに検査が必要か否か

低身長かどうか?検査が必要なのかどうか?を判断することは、それなりの知識が必要となります。
医学的な基準で判断することはなかなか私たちには難しいものです。そのためには、低身長の基準(目安)とは?でお話したように、この目安よりも低い場合はまず専門医に相談するだけでも良いと思います。

厳密に言えば定期的に正確な身長を記録して、SD(標準偏差)スコアを計算して、成長曲線を見て・・・ということにもなるのでしょうが、そのような知識がない私たちにとってそこまで厳密にできるはずもありません。

まずは上記の低身長の基準を見ていただき、その上で明らかに成長の伸びがおかしいと感じたら、まずは専門医を訪ねるべきです。ここは神経質と思われても、まずは低身長かどうか検査してもらえれば安心ですからね。
その後は専門医の指導のもとで、成長曲線の記録やSDスコアを考えていけば良いことだと思います。

楽観し過ぎるのは禁物

また、特に留意することは、「今は小さいけどいつかは大きくなるだろう」と楽観し過ぎることです。
これについてはなかなか判断が難しいので仕方ないかもしれませんが、怖いのは万が一病気が潜んで低身長になっているケースがあるからです。
ホルモンの病気や内臓の病気や脳腫瘍などですね。このような病気は発見が遅れがちですから、多少神経質だと思われても、早くに検査を受けるべきです。

子供の身長が伸びる期間は限定的なわけですから、もっと早く検査を受けていれば、さらに背が伸びていたかもしれないというように後悔だけはしたくないですよね。

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