成長曲線を付けてみる
わが子が「幼稚園でいちばん前だから」とか「近所でいちばん小さい」とかなると、お母さんは「低身長では?」と心配になるのは当たり前のことですね。
ところが、そのような場合でも、いざ成長曲線を記録して調べてみると、実際はそれほど小さくないということも少なくないそうです。小さいと思うのは、たまたま周りの子が大きかっただけということも多々あるのですね。
低身長の検査が必要かの見極めでは、低身長が疑われる場合は、神経質であると思われても恥ずかしがらずに検査、診断を受けるべきと申し上げました。
しかし、「ほとんど異常は見られないけど・・・すこし心配」、「もう少しのあいだ様子を見てみようかな・・・」というような場合は、成長曲線をつけてみてはいかがでしょう?
成長曲線とは、日本人の子供の平均身長や体重を調べてその平均値を曲線でつないだグラフで、これに書きこむことで、子供の背丈が、見た目や相対的な主観だけで小さいと決めつけることなく、標準と照らし合わせてどうなのかを客観的にみることができます。
成長曲線が分からない場合は、インターネットで検索すると様々なサイトで無料でダウンロード出来るようになっていますが、下記のサイトは簡単に作成することができますので、ぜひチャレンジしてください。
また、記録するためのポイントとして正しく身長を測らなくてはいけませんので次から説明します。