骨が伸びるから身長が伸びる!
そもそも身長が伸びるということは、骨が伸びることなんですね。
「なんだ、そんなことは当たり前だ!」といわれそうですが、・・・・・
人の身体は、200個程の骨で構成されていますが、その中でも足の骨である「大腿骨」「頚骨」「腓骨」、および背骨である「頚椎」「胸椎」「腰椎」が背の高さに大きく関係してきます。
これらの骨が大きく伸びる(成長)することで身長が伸びることになるわけです。
そして、骨が伸びていくメカニズムを知ると、幼少期から思春期までの栄養摂取や生活習慣がいかに大切かがわかるというものです。
子供の身長が伸びるのは「骨端線」がポイント
なぜ子供の身長は伸びるのかといえば、
人の骨の中でも腕や足などの長い骨の両端に、柔らかい骨(軟骨)でできた、骨端線(こつたんせん)(成長線ともいう)という部分があります。
子供の頃は、このやわらかい骨端線がどんどん伸びることにより、背が伸びていきます。
しかし、成長期を過ぎた頃になると、骨端線の部分は、かたい骨になり伸びなくなってしまいます。
骨端線はなぜ伸びるのか?
身長を伸ばすためにかかわってくるのが、「成長ホルモン」であることは知られています。
骨端線には骨芽細胞が大量に存在していて、この骨芽細胞が成長ホルモンの作用によって増殖して成長していきます。